保育科

保育者(職)とは?
 乳幼児期は、人の生涯の基礎を形づくる大切な時期です。身体は、人生の他の時期よりも急速なスピードで成長し、言葉や感情をはじめとした知的な能力も、大きく伸びてゆきます。幼稚園教諭や保育士は、子どもたちのそのような発育を支える専門職です。
 少子化や女性の社会進出の本格化、地域の子育て機能の低下など、近年の乳幼児をとりまく家庭や地域環境は著しく変化しています。保育の現場や保育サービスの利用者からは、乳幼児への多様な保育サービスや子育て相談等の家族支援を視野に入れた幅広いヒューマン・サポートが期待され、そのための高度な専門的知識や技術を身につけた質の高い保育者へのニーズが高まっています。
 保育の専門職になるためには、子どもが好きというだけではなく、子どもについてのしっかりとした知識を学び、子どもと関わるための技術を身につけ、そしてそれらを実際に応用するための技能を磨き上げる必要があります。
 保育者を目指すみなさん、同じ目的を持った仲間が集まる学校で、互いに励まし合い刺激し合いながら、「保育のプロ」への第一歩を踏み出してみませんか。

保育科のポイント!

Point1

敷地内に幼稚園を併設しているため
日頃より子どもたちを観察できる

Point2

122年の実績による安定した就職状況(平成27年度求人実績 幼稚園368件・保育園1,259件・施設138件・認定こども園など120件)

Point3

保育・介護コースは、保育科(2年)で幼稚園教諭2種免許状・保育士資格取得
さらに、介護福祉専攻科(1年)で介護福祉士国家試験受験資格が取得可能

Point4

在学2年間の総経費が210万円程度
(平成27年度卒業生概算、実習交通費・食費・宿泊費別)と低額

設置コース

保育コース
保育コース

2年間で幼稚園教諭2種免許状と保育士資格が取得可能

保育・介護コース
保育・介護コース

保育科卒業後、介護福祉専攻科(1年制)に進学するコース。
3年間で介護福祉士を含め3つの国家資格の取得を目指す。
(特典として介護福祉専攻科への入学時、入学金が免除となる。)

授業内容

カリキュラム

ピアノ(音楽表現)

個人レッスン!
初心者~上級者まで一人ひとりのレベルに合わせて先生と1対1で学ぶことができます。
事前事後の練習を欠かさずにしっかりと取り組んでください。

表現・造形

ハサミなどの用具や折り紙などの素材の基礎を学び、実際に制作する授業です。
ペープサートやパネルシアターなどを作って発表もします。

講義授業

技術はもちろんですが、知識も専門的分野を学びます。
保育職は字を書くことがとても多い仕事です。
きれいな字で漢字もきちんと書けるよう、授業のノートもしっかりまとめます。

保育技術

手あそび、歌あそびや絵描きうた、絵本や紙芝居の読み聞かせなどなど、楽しい保育の場を作るためにたくさんの保育技術を身につけます。

1年前期 時間割例

1時限 2時限 3時限 4時限 5時限

子どもの保健Ⅱ

外国語コミュニケーション

音楽表現ⅠA

保育実習指導Ⅰ

保育指導法総論

情報機器演習

造形表現ⅠA

環境指導法

身体表現

表現指導法ⅠA

キリスト教概論

チャペルアワー

乳児保育

教育原理

情報機器演習

造形表現ⅠA

教育原理

社会福祉

音楽表現Ⅱ

保育原理Ⅰ

社会的養護Ⅰ

音楽表現Ⅱ

子どもの保健Ⅰ

子どもの保健Ⅰ

教育実習指導

音楽表現Ⅱ

発達心理学

アッセンブリアワー

  • 土曜日は補講が入る場合があります

実習スケジュール(必修)

幼稚園見学(3日間) 1年次(指定日)
施設見学(1日間) 1年次(9月)
教育実習(幼稚園・24日間) 2年次(4月・12日間)(9月〜10月・12日間)
保育実習(保育所・24日間) 1年次(2月・12日間)、2年次(8月〜9月・12日間)
保育実習(施 設・12日間) 1年次(3月・12日間)または2年次(6月・12日間)
  • 施設:乳児院・児童養護施設・障害児入所施設・障害者支援施設など

実習レポート

幼稚園実習から学んだこと

 この学校に入学して、保育所、幼稚園、知的障害者支援施設と3つの施設で計5回の実習を行いました。全ての実習において、大変だったこと、楽しかったことなど多くの経験をしました。その中で特にわたしが印象に残った幼稚園実習についてお話します。

 わたしは秋期幼稚園実習の12日間、年少クラスで実習をさせていただきました。秋期実習では4月春期実習からは想像もつかないくらいの成長を見ることができ、子どもたちの可能性を身をもって感じることができました。

 秋期実習ということでピアノ伴奏や歌指導、責任実習もこなしました。責任実習では水族館の壁面製作の活動を行いました。前日に部分実習として、折り紙で簡単な魚を一人一つずつ折ってもらい、当日はその魚を大きな模造紙に貼ったり他の生き物を泳がせて水族館を作るというものでした。

 子どもたちは普段とは違う活動に興味を持ち、楽しんで製作に取り組んでいる様子が見られました。しかし前日の折り紙活動を行う中で、子どもの得意不得意を把握した上で援助や言葉がけをしなければならないことへの難しさを実感しました。

 最終的には結局保育者が一人一人のもとを回りながら折り紙の援助をするという形になってしまい、完成はしたものの子どもたちの個性や頑張りを生かした折り紙の魚を作ることはできませんでした。ですが、その中でさらに学ぶべきこと、新たに必要な経験/知識/技術を再認識することができ、さらなる自身の成長に繋げることができました。

 この2年間の授業や実習で経験したこと、学びを生かして今よりもさらによりよい保育を行っていきたいと思います。